法政大学国際高等学校
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UNIVERSITYKOKUSAIHOSEIHIGH SCHOOL 202424PBL「地球と私」ではマレーシアへの環境学習を計画していましたが、コロナ禍により残念ながら海外に出かけることができなくなりました。そこで代替プログラムとして、「対馬環境学習研修」を実施しています。長崎県の対馬について、海洋プラスチック問題や磯焼け(磯の海藻が減少する状況)、ツシマヤマネコの保護活動などについての事前学習を行い、現地に向かいました。漁船に乗って磯焼けの現場を訪れ、海藻のなくなってしまった海中を探索したり、ブリやサバの養殖場で餌やりを体験したり、持続可能な漁業について考えました。またシーカヤックや水上クルージング、トレッキングや地元の食など、対馬ならではの豊かな自然を体感しました。県下高校の中では豊富な5万5千冊以上の図書を所蔵。和書・洋書・参考図書・絵本・新聞・雑誌・電子図書・dマガジン(700誌のバックナンバー2,000冊)など、幅広く豊富な蔵書で生徒の学びをサポートします。また、大学図書館の蔵書の貸出利用も可能です。POINT●蔵書管理システムを導入し、各デバイスから蔵書検索が可能●生徒のiPadから、電子図書館の本の貸出、電子マガジンの閲覧、朝日新聞閲覧、 データベースの利用、リクエストが可能●ジャパンナレッジなどのデータベースが利用可能 (辞書・事典だけでなく、統計やブルーバックスも見られます)●自習スペースだけでなく、窓辺でゆっくり読書できるスペースを設置●3Dプリンター利用可+α●校内全館でWi-Fi接続が可能(すべての生徒がiPadを購入・持参)●空き時間には図書室や自習室、PC室を利用して自学自習が可能。 また、グループワークの事前準備などができるパブリックスペースも設置カンボジアの現地学生とオンラインで交流を取りながら、社会課題に関わる「アート作品」を共同で制作する課題探究プログラム「カンボジアアートミッション」。このプログラムは、カンボジアの社会問題についてリサーチを重ねながら、現地の学生とZOOM等で連絡を取り合い、聴覚や視覚に障がいのあるカンボジアの子どもたちが楽しめるアート作品を共同で制作しました。制作にあたってはNPO活動に携わっている医師の方や、カンボジアで活躍されているアートディレクターの方からさまざまなアドバイスやサポートをいただきました。最終プレゼンテーションでは各グループの創造性や実行力の高さを評価していただきました。学びのベース基地その他の授業環境環境問題を学ぶ対馬環境学習研修PBL体験談1カンボジアアートミッションPBL体験談2の面白さ図書室の活用09

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