法政大学国際高等学校
6/37

04TOPICS地球市民としての STEP 1INTERVIEWグローバル探究コース3年 ■田 こころ興味あることは全部やろうと思う。たぶん私は今、誰よりも高校生活を楽しんでいます。興味あることには制限をつけず、すべてに挑戦しようと決めているからです。学校の生徒会総務役員の活動をはじめ、学校外プロジェクトの実行委員会、部活動など。そうした様々な場面において、相手との「対話」こそが、豊かな人間関係を構築するためにもっとも必要なものだと考えています。現代はSNSが発達し、コミュニケーションをとる方法は数多く存在しますが、相手と対面で話す「対話」は言葉はもちろん、表情やジェスチャーから相手の意思や感情を読み取ることができます。「対話」こそが真のコミュニケーションであり、あらゆることの起点だと思っています。それによって初めてコミュニケーションを通して他者と協力し、物事の向上を目指すことができるのではないでしょうか。またコミュニケーションは「伝える力」「聞く力」「想像する力」を養うことができると考えています。自分の気持ちや考えを伝え、相手の意見を聞き、相手の立場に立って想像する3つのスキルが向上することで、相手と思いを分かち合えると思っています。レポートを通して深まる主体的な学び中学生の頃は、根拠のはっきりしない自分の主観で意見を言うことが多かったと思います。しかし高校でレポートの書き方を学んでからは、自分の意見は根拠を示してから客観的に述べるという姿勢が身につきました。先行研究を引用することで、自分とは違う意見を知り、同じ意見でもより考えを深めることができます。また考えの視野が広がり、自分の意見にも説得性が増しました。自分の意見に対する反論も想定し、自分の意見をもっと磨くことができ、一つの物事をより深く考えるきっかけにもなります。大学に入ったらやってみたいと思っていることを、高校のうちから始めてみませんか。自分と同じ思いを持つ仲間たちと作り上げていく楽しさが、ここにあります。人に合わせるのではなく、理解し合う個性の集まり。

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る