法政大学国際高等学校
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06TOPICS地球市民としての STEP 2INTERVIEWグローバル探究コース3年 佐藤 風作社会で自分の個性を活かせること中学時代から生徒会活動や学校行事の運営に携わり、「仕事好き」を自認してきましたが、高校ではワンステップ進んで、与えられた仕事をこなすだけでなく、「自分流の仕事」をしてみたいと考えていました。そうした視点で見てみると法政国際高校の自由な校風は魅力的でした。「良い活動は良いコミュニケーションから」と、学内、学外問わず、「自分流」を追究し、「独自性のある学習や研究」に着手できました。また「すべての学習は好奇心から呼び起こされる」と考え、学校の外に広がる社会へ常に目を向けるようになりました。現在は昆虫食の研究を行うプロジェクトに携わっており、そこでは既存の昆虫食や自分たちのアイデアを批判的に点検し、自分たちならではの製品を生み出すことができるように活動を継続しています。将来は自分の個性を活かして、社会に貢献したいと考えています。どうすればその夢が実現するか。法政国際高校での実践的な学びによって、自分が個性を発揮できるバランスを把握し、社会で存分に活躍できるようになりたいと願っています。独自に進められる「探究学習」今いちばん力を入れているのが探究学習で研究している「歴史学」「環境問題」「古典芸能」などのトピックです。自分らしい視点とアイデアを大切にして、環境問題に根ざした昆虫食の開発を皮切りに、歴史学では、航空写真を用いた遺跡の探索について独自に研究を進め、古典芸能の分野では長野県の民俗芸能「大鹿歌舞伎」について調査を行いました。いずれの調査研究においても大事にしているのは「独自性があること」「批判的に捉えること」であり、先行研究の上書きにおわらない個性的な研究を目指しています。「私の課題研究」を通して、自らの答えを社会へ向けて発信しよう興味を持ったことにまずは行動を起こしてみる世界の課題は、自分自身の課題です。社会とつながり、社会を知り、課題に挑む。

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