法政大学国際高等学校
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11私たちは、どのように学んでいるのでしょうか? TOKでは、知識を身につける方法を意識し、自分たちの思考を相対化して捉える視点を養います。「哲学対話」の手法を取り入れるなどして、自由な思考やディスカッションが起こる工夫を授業に取り入れています。国語科 T.H.CASでは生徒自身が自分の趣味や興味があるものを通して学び、成長することができます。私は趣味である美術の創作活動に取り組み、廃棄物を材料にしたエコアート作品を通して、地球環境問題を伝えようとしています。CASは自分自身が楽しむことが一番大切です!IBコース 3年 O.K.Theory of Knowledgeでは、「知識はどのように生まれるのか」「知識はどのようにして身につくのか」など、各科目で学習する知識そのものについて探究します。例えば、「AI技術の発展はどのような影響を与えるか」「芸術作品の価値は客観的に判断できるか」「数学は現実社会の問題にどの程度適用できるか」などの抽象的な問いについて、リサーチ・検討し、論理的で説得的なエッセイの執筆に取り組みます。CASは「創造性・活動・奉仕(Creativity, Action, Service)」という3つの要素から構成されており、多種多様な活動を通して成長し、自らが得た知識や経験を社会に還元していくことを目的にしています。アート作品の制作や演奏などの創作活動、地域の清掃活動などのボランティア、健康的なライフスタイルを実現するための身体活動など、生徒たちはそれぞれの興味・関心に基づいてCASに取り組んでいます。case1case2CAS(創造性・活動・奉仕)TOK(知の理論)IBコースでの

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