法政大学国際高等学校
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12321● 名誉校長・野上彌生子の言葉「人間であれ」を手掛かりに、   人間の本質について考えます。● 自ら決めた目標の達成へ向けて、自分に対して責任を持  つことの大切さを学び実践します。● 自分の興味関心をもとに、どのような社会問題に解決の  必要性を感じているかを探ります。● 共通するテーマに関心を持つ生徒同士がチームを作り、  意見交換を通して、多様な見方を身につけます。● 世界で活躍するフロントランナーの講演会やワーク    ショップを実施します。● 世界とつながるためのアプローチを4つの中から選択し、  活動します。3年間の成果をスライドや論文などにまとめ、「成果発表」を行います。優秀者は学外に公開する「国際教育プログラム成果発表会」でも発表します。3年次には全員が「卒業研究」に取り組みます。「卒業研究」では、①論文(事実やデータに基づき実証的に考察するもの)、②エッセイ(調査報告や、規範的な提言など)、③制作(創作物や活動)の3つのジャンルから1つを選び、最終成果物を作成します。いずれのジャンルも生徒自身が課題テーマを設定し、調査研究や制作を進めます。数回行われる「中間報告会」での他生徒・教員からの助言・コメントや、指導教員との個人面談をふまえて、最終成果物を提出します。「卒業研究」は大学での研究や将来の土台となる高校3年間の学びの集大成です。● 地域課題への取り組みをきっかけに、より広いコミュニ  ティの課題解決への糸口を探ります。● 発見した「世界」の問題と「自分」をつなぎ、取り組む課題  を自分で設定します。● 社会奉仕活動に取り組み、将来の社会はどうあるべきか  を振り返ります。アカデミックアプローチ社会参加型アプローチ課題解決型アプローチ実践型アプローチ文献調査や社会調査を通して学問的に探究する活動社会貢献活動や学校の自治活動など、コミュニティに実際に参加して取り組む活動社会問題やSDGsなど国内外の課題解決をテーマとして取り組む活動外部コンテスト等に参加し実践的に取り組む活動● 教育格差 〜教育に対する価値観の差に注目して〜● 『おことば』に見る上皇明仁の意志 〜平成に確立された象徴天皇制とは〜● 3Dプリンターの普及と展望 〜3Dプリンターが環境問題を解決する〜● 日本における労働の権利化の検討 〜労働問題をUBI制度で解決する〜● 9月入学 〜過去の議論の振り返りと残された課題〜● テーマパークにおける最適巡回路問題  〜多重辺及びループを考慮した巡回路〜● サスティナビリティ人材の育成 〜学校からできること〜● 韓国と日本の歴史ドラマの比較研究  〜両国の歴史的側面からドラマ作品を再評価する〜● ため池小水力発電の普及と地域課題の解決● 円滑な培養肉の普及に向けた最適な緩衝液の研究● 民主主義を再考する 〜歴史的分析から〜● 子どもの支援 〜現代分析と新たなソリューションの提案〜本校独自の探究プログラム「PASS」は、「自分の興味関心」と「社会の今とこれから」を結び付け、「私と世界(他者)をつなぐ」、地球市民育成のための課題探究プログラムです。3年間の活動を通して、世界への確かな問題意識と学問的メソッドを築きます。社会と自分をつなぐ学びの成果を形にする年次の探究プログラム年次の探究プログラム年次の探究プログラム過去の卒業論文の例探究プログラム「PASS」卒業研究0304

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