法政大学国際高等学校
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28※国際理解:本校独自の探究講座。現在は「地球市民」に引き継がれています。AEON(CAMBODIA)CO.,LTD.グローバル探究コース2021年度卒業上智大学 法学部グローバル探究コース2021年度卒業法政大学スポーツ健康学部野田 愛さん久城 宙大さん高田 風花さん2010年度卒業充実した高校生活が今の学生生活を豊かに現在、私は法学部の法曹コースを専攻し、法律科目の勉強に励んでいます。法律の勉強は根気強く取り組む必要があり、難しいと感じることもありますが、並行して学生団体の運営やボランティア活動にも力を注いでいます。私が今、知的好奇心に基づき様々なことに挑戦できているのは、高校時代の過ごし方が大きく影響しています。法政国際の自主性を重んじる校風は、一般的な高校生という枠を越えて、自分がやりたいことを追究できます。私自身も、卒業論文を執筆したり、課外活動を通して他校の学生や社会人と知り合ったりして、充実した高校生活を送ることができました。また、法政国際の授業で学んだことは、大学進学後にも大いに役立ちます。特に、グループで協働してプレゼンテーションをした経験は、発表までのプロセスも含めて、多くの学びが得られました。法政国際生には、自由な環境を活かして、固定観念にとらわれず、自分の素直な気持ちを尊重してもらいたいです。最初は戸惑いを感じても、きっと自分の可能性を切り拓けるはずです。関心のあった分野をより深められた高校時代私が現在通っているスポーツ健康学部では、スポーツビジネスやトレーニング、身体系についてなどスポーツに関わることを幅広く学ぶことができます。この学部に興味を持ったきっかけは高校時代の国際理解※の授業「私たちの生活とスポーツ」でした。この授業を通して、元々関心を持っていたスポーツの研究をさらに深めたり、新たなスポーツに出会ったりすることができました。さらに法政国際高校では自分の深めたい分野を思う存分、学ぶことができます。また、法政国際はプレゼンテーションやレポート作成が多く行われるのも大きな特徴のひとつです。発表の場で、どのようなスライドにしたら聴衆に興味を持ってもらえるのか、どのような構成にすると魅力的な文章を書けるのかなど、課題と向き合いながら実際の経験を通して学びを深めていきました。これらの経験は、現在の大学生活でとても活かされていると感じます。このように、法政国際では基礎的な学びだけでなく、専門的な学びまで幅広く行うことができたため、現在の学部を選択することができました。自分が学びたいことを相談し実践できる環境幼い頃から漠然と海外に憧れを持っていましたが、それを探究させてくれたのが法政国際高校での3年間でした。K-POPに熱中し放課後教室に残って友人と韓国語を勉強したり、中国文化に興味を持ったときには他校の学生と合同で行う中国語講座を先生に紹介していただき、交換留学を目標に中国史を学んだりしました。法政国際には自分が学びたいと思ったことを友達や先生方に相談し、実践できる環境がありました。卒業後は法政大学に進学し、東洋考古学を専攻。大学院ではカンボジアに留学し、神獣ナーガについて研究しました。現在はカンボジアの日系企業に就職し、アパレル製品の輸入・販売をしています。ここでは日本製品の良さや特徴を現地のお客様に伝え、売上に結び付けるのが私の役目です。私の背中を押し一歩踏み出させてくださった先生方、また別の夢を持った個性的な友人たちとの3年間があったことで、好奇心を追求し、行動に移すことの楽しさを知りました。それは社会人となった今でも大切にしている姿勢です。OB/OG MESSAGE

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