15学部を擁する総合大学である法政大学の
付属校としての利点をいかして、
さまざまな高大連携のプログラムや、
大学の「学問」を
知る機会が用意されています。
2・3年次の選択科目として「大学の学問にふれる」が設置されています。この講座では年間を通して、毎週、法政大学の先生を本校にお招きし、哲学・文学・歴史学・心理学・法律学・政治学・経済学・経営学・社会学・言語学・建築学・電子工学・数理統計学・情報科学・分子生物学など多彩な分野の「リレー講義」を通して、大学で学ぶ「学問」がどのようなものか、多様化する現代社会の諸問題に「学問」がどうアプローチしているか、を学んでいます。
2021~23年度に統一テーマとして実施した「高校生と考える<COVID-19>」は、先進的な高大連携の試みとして高く評価され、法政大学総長により「自由を生き抜く実践知 進取の学び賞」を授与されました。
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3年次生の希望者は「特別聴講制度」を利用して、半年間、毎週法政大学キャンパスに通い、講義を受講することができます。また高校での履修単位(科目名「学校外学修」)としても認められます。
「特別聴講制度」を利用して、2024年度は「簿記入門」「論理学」「ジェンダー論」「こころの科学」「メディア研究法入門」「世界地誌」「国際関係学」「日英翻訳論」等の科目で、本校生徒が大学キャンパスで講義を受けました。
毎年夏期休暇中に、理系学部を身近なものと感じ、意欲・関心を高めるために、付属校生を対象とした小金井キャンパス(理工学部・情報科学部・生命科学部)で科学技術の最先端に触れることができる「体験プログラム」が実施されています。
2024年度は「リアルタイムCG入門」「電気自動車のAI自動運転」「飛行機の操縦をしてみよう!」「コンピューターサイエンス入門」「心を科学する」「スクラッチプログラムでロボットを動かそう!」などのプログラムが行われました。
毎年夏期休暇中に、多摩キャンパス(経済学部・現代福祉学部・社会学部・スポーツ健康学部)で、付属校生を対象としたキャンパス概要説明や大学生によるキャンパス案内ツアーとともに、参加型体験授業が実施されています。
2024年度は「国際マーケティングを楽しく学ぼう」「社会問題を解決しよう ~あなたがもしカフェ店員だったら~」「高齢者のイメージを考えてみませんか?」「姿勢と運動器疾患」などの参加型プログラムが行われました。
毎年夏期休暇中に、付属校を対象に、英語による体験学習プログラム「イングリッシュ・キャンプ」(2泊3日)が実施されています。法政大学の外国人講師や外国人留学生との英語による活動を通して、コミュニケーション能力・国際感覚・チームワークを向上させるプログラムです。英語力を高めるとともに、一夏の良い思い出となっています。
法政大学図書館は1899年(明治32年)に設立され、その歴史の中で収集された図書・資料は、和・洋含めて、国内でも有数の172万冊にも及びます(2023年3月現在)。学術的に高く評価された貴重な書物も数多く有しています。
本校の生徒は手続きをすれば、法政大学図書館を利用できます。「知」の出会いと新たな発見の場となります。
三付属校合同で行われる「法政大学ウェルカムフェスタ」では、キャンパスツアーのほか、「大学での学びの魅力」を語る座談会などを通して、大学への理解を深め、学習意識を明確化します。
三付属校生を対象に、法政大学が主催し、自分の思いを英語で伝える「プレゼンテーション大会」が開催されています。
2023年度は「SDGsの達成に向けて-What Can We Do to Achieve the 17 SDGs?」を課題テーマとし、5分間の英語によるプレゼンテーションをおこなって競い合い、本校2年次生が「優秀賞」を、1年次生が「外国人留学生審査員賞」を受賞しました。
毎年7月、主に2年次を対象に、法政大学15学部の先生方から、2日間にわたって、各学部の学びや特徴等についてご講演いただいています。
法政大学に進学する生徒は3年次12月に学部学科が内定します。3年次4学期(1月~3月)には、法政大学キャンパスで、内定した学部ごとに、各学部学科で学ぶことの詳しい説明や入学までに取り組む課題、模擬授業、ガイダンスなどの事前指導が行われます。