グローバル探究コースは単位制カリキュラムを採用しています。
1年次は、高等学校卒業に必要な必修科目を履修して、基礎的な力を身につけます。
2・3年次は、興味関心や進路希望に沿って、履修する科目を自由に選択します。様々な分野を幅広く学ぶことも、伸ばしたい分野を重点的に学ぶこともできます。
2・3年次は生徒一人ひとりが、異なる時間割で授業を受けることになります。将来を視野に入れながら自分で授業を選択することで、意欲が高まり、学ぶ意味を考えながら学習に取り組むことができます。
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学校設定科目(学習指導要領とは別に、本校が独自に定めた科目)として、1年次に「Critical thinking」、2年次に「地球市民Ⅰ」、3年次に「地球市民Ⅱ」を必修科目とし、探究心を育みます。高校の学びの集大成として全員が「卒業課題制作」に取り組みます。
論理的・批判的思考力の獲得と向上を目指し、哲学的な問いを生徒同士で議論したり、レポート・論文執筆の方法、効果的な発表方法などを学ぶ科目です。
教科横断的に6つの視点(自己と他者、空間と時間、個人的表現と文化的表現、自然と科学、公平性と発展、グローバル化と持続可能性)から世界を捉え、社会課題を探究する講座です。2年次に「地球市民Ⅰ」(約20講座から2講座)、3年次に「地球市民Ⅱ」(約20講座から1講座)を履修します。
1・2年次で積み上げてきた力をもとに、高校の学びの集大成として、関心のあるテーマを自分で設定し、論文、エッセイ、作品など卒業課題制作に取り組みます。
「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」(レベル別授業を実施)、ネイティブ教員が担当する少人数制の「論理表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、本校独自の設定科目「ライティングⅠ・Ⅱ」「英語圏の言語と文化」「いろいろな英文を読む」「英語で学ぶ日本の文化」など、英語力を向上させる多数の科目が設置されています。国際バカロレア(IB)コースの「Language B(Standard Level、Higher Level)」を選択することもできます。
また、第二外国語として、「フランス語圏の言語と文化」「ドイツ語圏の言語と文化」「スペイン語圏の言語と文化」「イタリア語圏の言語と文化」「中国語圏の言語と文化」「韓国・朝鮮の言語と文化」を選択履修できます。