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2024.09.03

沖縄フィールドワーク研修を行いました

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2024.09.03

沖縄フィールドワーク研修を行いました

 約20講座が開講されている学校設定科目「地球市民Ⅱ」の一つ、「『沖縄』から」を履修する3年次生が、7月31日~8月3日(3泊4日)、フィールドワーク研修で沖縄本島中~南部を訪れました。研修では「なぜ、沖縄は唯一の地上戦となったのか」「なぜ7割強の米軍基地が沖縄に集中しているのか」「琉球独自の歴史的文化的遺産を本土はどう扱ってきたか」の3つの視点から「沖縄」をとらえました。

 地元の方も「こんなに暑い夏ははじめて」という記録的猛暑日が続く中、生徒たちは、ひめゆり歴史資料館、糸数壕、平和祈念資料館・平和の礎、普天閒基地、嘉数台高地、佐喜真美術館、嘉手納基地、旧コザ市街地、中城城趾、ガンガラーの谷、斎場御嶽、首里城修復現場、沖縄公文書館、沖縄歴史博物館等々を精力的に巡っていきました。一つ足を先に進めるたびに、「沖縄」が抱え込まされ、今も続く「差別の構造」をみつめ、「沖縄」をわがごとの問題として捉え直す、そんな旅にもなりました。研究論文にどのような成果となって実を結ぶか、楽しみです。

 研修中は、各所で貴重なお話を聞く機会をいただきました。糸数壕、普天閒・嘉数台高地、佐喜真美術館、旧コザ市街地で案内いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

ひめゆりの塔

普天間・嘉数台高地

旧コザ市街地見学

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