本校有志団体「エコ・アクションプロジェクト（以下エコプロと表記）」は、東京農業大学バイオロボティクス研究室・佐々木豊教授及び株式会社うつせみテクノ様のご協力のもと、今年の3月17日より以下のプロジェクトを開始しました。

・高校生が提案する昆虫食開発販売
・スマート植物工場による高校生の学び

食糧危機や持続可能な社会について世間の関心が高まる中、エコプロチームでは「抵抗感がなく手軽に食べられる昆虫食」の開発・商品化を目指して活動をしています。この活動を通じて、生徒たちは食への関心や知識を深めつつこれからの食糧の在り方を考え、学んでいます。今年度の３年次生が卒業するまでに昆虫食を１つ商品化できればと考えて活動をしていますが、その過程で生徒たちは商品に関するコスト・ターゲットの設定・広報戦略などについても考え、実社会に出なければなかなか出会えない深い学びと向き合っています。

スマート植物工場プロジェクトでは、東京農業大学世田谷キャンパス内にある植物工場をスマホで管理・モニタリングして、サンチュを収穫しました。農業の担い手が減少するなか、離れた場所でも農業を行える技術は非常に重要です。今はまだ栽培が一度終了した段階ですが、今後も継続的に栽培実験を行っていく予定です。

今後も長期にわたってこのプロジェクトを発展させていき、食に関する生徒の学びを定期的に報告していきます。なお現在このプロジェクトはマスコミによる取材をしていただいており、開発が順調に進めばテレビで成果をお披露目することができるかもしれません。放送の際には本校ホームページにて日程をご案内いたします。