海外フィールドワークを含む年間探究科目："Project-based Learning"（PBL）の１つ「グローバルアントレプレナーシップ」は、コロナ禍のため海外活動を中止し沖縄での学習を予定していましたが、その後のオミクロン株の蔓延に伴い、オンラインでの代替プログラムへ変更となり、１月から３月にかけて実施しました。

内容は、現実社会での問題解決能力を育む教育に強みをもつNPOの方々の支援を受けながら、現役大学生ながら世界課題への関心を広げるためのカフェを展開している起業家の方をお迎えして、ビジネス分析の知識やスキルを学んだ上で、高校生ならではの視点から改善案を考え、起業家の方へプレゼンすることを目標として活動を行いました。

プレゼンの前には、実際に街へ出て販売活動をしたり、大学生のメンターから親身に指導を受けたりしながら、いかに現実的な提案にまとめることができるか、グループごとに苦心していました。参加した生徒からは、「フィールドワークなどの実体験を通しモノの動かし方などを学べた」「アイデアを出す時や、ビジネスを考える時の方法を学べた」といった声が聞かれ、社会との接点について学んだ３日間でした。