レポート
2018.08.10
2018.08.10
8月4日(土)に開催された「第12回高校生模擬裁判選手権 関東大会」に本校生徒が出場しました。
「模擬裁判」とは、「1つの事件を素材に、法律実務家の支援を受けながら、参加各校が検察チーム・弁護チームを組織し、模擬法廷で証人尋問・被告人質問」を行うものです。この取り組みを通じて、高校生たちが「物事のとらえ方やそれを表現する方法」、「刑事手続の意味や刑事裁判の原則」などを学んでいくことがねらいとされています(以上、日弁連HPより引用)。
6月2日に神奈川県予選を突破して以降、生徒たちは何度もミーティングを重ねていました。「予選」では、裁判の手続きのうち、「論告」と「弁論」(検察側、弁護側のそれぞれの「主張」)が審査されましたが、「本選」では、「証人」への「質問」を通じて「証拠」を確定させていく「尋問」というプロセスも審査対象に加わります。ミーティングの段階では、この新たな課題に苦慮している様子も窺えましたが、本選当日の生徒たちの法廷での様子、議論の組み立て方はとても立派なものでした。
残念ながら、優勝、準優勝には届かなかったものの、講評では、「チームワークを感じた」「尋問でよくこれを引き出せたなと思った」などのコメントがあり、これまでの努力の成果が十分に評価されました。
生徒の活動の支援にあたっていただいた弁護士の先生方、また、陰ながらサポートして下さった本校の職員スタッフの方にもこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。