本校では1年次は中学校と同じように学級単位で授業が行われますが、自分で履修する授業を選択する2・3年次は生徒一人ひとりが異なる時間割で生活し、毎時間科目ごとに異なるメンバーで授業に参加します。
2・3年次は30名程度の学年混合の「異学年クラスター」をベースに、週1回LHR(ロングホームルーム)が行われます。生徒会に関する取り組みはLHRの時間に、各クラスターの委員と議長団が中心となって話し合われます。
各クラスターには教員がアドバイザーとして配置されています。アドバイザーは、いわゆる「担任」のように生活全般を「指導」するのでなく、生徒一人ひとりが個の自立をはかり、自主的に協同関係やネットワークを形成できるように、その活動を「支援」しています。
教員組織には専門部署が設置され、各クラスターのアドバイザーと連携しながら、進路に関わることは進路支援部教員が、生徒会活動に関わることは生徒支援部教員が、留学等に関わることは国際部教員が、様々な悩みに関わることはスクールカウンセラーが、個々の生徒に応じたより専門的な援助を行っています。